ゲラニオール

Geraniol

ゲラニオール
  • IUPAC名
    (2E)-3,7-dimethylocta-2,6-dien-1-ol
  • 分子式
    C15H26O
  • 分子量
    154.25 g/mol
  • CAS No.
    106-24-1
  • 分類
    モノテルペン(アルコール類)

※含有率(GC%)は分析データの一例を記載

ゲラニオールの効果・効能・作用

in slico in vitro ex vivo in vivo
Non-clinical Clinical
Mice Rats Guinea Pigs Insects Rabbits Human
Anti-inflammatory Effects
Anti-bacterial Effects
Anti-cancer Effects
Analgesic Effects
Neuroprotective Effects

抗炎症 (Anti-inflammatory Effects)

 ヒト臍帯静脈内皮細胞へのゲラニオール添加により、炎症を引き起こすox-LDL(酸化低比重リポタンパク質)によるTNF-α、IL-6、IL-1βなどの炎症性サイトカインの産生が抑制されたことが報告されました。1)

抗菌 (Anti-bacterial Effects)

ゲラニオール添加培地において、ボツリヌス菌の生育阻害効果が報告されました。2)その他、複数の菌に対しても報告されています。3)

抗癌 (Anti-cancer Effects)

肝癌モデルラットにおいて、ゲラニオール投与群の肝アポトーシス(細胞死)指標が増加したことが報告されました。4)

鎮痛(Analgesic Effects)

ゲラニオール投与により顔面痛モデルマウスにおける痛覚行動の時間が減少し、鎮痛剤であるコデインとの相乗効果も示唆されました。5)

神経保護(Neuroprotective Effects)

ゲラニオール投与により神経障害モデルラットの空間学習能力と記憶力が改善し、大脳皮質と海馬の神経細胞死が抑制されたことが報告されました。6)

  • 1) Ammar et al., Nutrients, 2022
  • 2) Ueda et al., Nippon Shokuhin Kogyo gakkaishi, 1982
  • 3) Mączka et al., Molecules, 2020
  • 4) Ong et al., Carcinogenesis, 2006
  • 5) Nunes et al., Original Research Pharmacology, 2024
  • 6) Farokhcheh et al., Life Sciences, 2021

IFRA規制

ゲラニオール:
皮膚感作や全身毒性を生じる可能性があるため、最終製品での配合制限があります。

ゲラニオール
  • International Fragrance Association, Geraniol, 2023.