ファルネソール

Farnesol

ファルネソール
  • IUPAC名
    (2E,6E)-3,7,11-trimethyldodeca-2,6,10-trien-1-ol
    (2Z,6Z)-3,7,11-trimethyldodeca-2,6,10-trien-1-ol
  • 分子式
    C15H26O
  • 分子量
    222.37 g/mol
  • CAS No.
    4602-84-0
    106-28-5
    16106-95-9
  • 分類
    セスキテルペン(アルコール類)

※含有率(GC%)は分析データの一例を記載

ファルネソールの効果・効能・作用

in slico in vitro ex vivo in vivo
Non-clinical Clinical
Mice Rats Guinea Pigs Insects Rabbits Human
Anti-bacterial and Anti-biofilm Effects
Anti-oxidative Effects
Anti-inflammatory Effects
Anti-cancer Effects

抗菌・抗バイオフィルム (Anti-bacterial and Anti-biofilm Effects)

カンジダ菌のクオラムセンシング機構に影響を与えることでバイオフィルム形成を抑制することが報告されました。1)また、黄色ブドウ球菌に対して、バイオフィルムの形成抑制および成熟バイオフィルムを破壊することが報告されました。2)

抗酸化 (Anti-oxidative Effects)

ラットにおいて、ファルネソールの経口投与がカドミウム曝露によって低下した抗酸化酵素GSH、SOD、CATを活性化させ、同時に、細胞の損傷度を示す脂質過酸化の指標を抑制することが報告されました。3)

抗炎症 (Anti-inflammatory Effects)

ラットにおいて、ファルソールの経口投与がカドミウム曝露によるNF-κBの活性を抑制し、炎症性因子であるTNF-α、IL-6、IL-1β、iNOSの産生を低下させることが報告されました。3)

抗癌 (Anti-cancer Effects)

ヒト乳がん細胞株MCF-7に対して、濃度依存的に増殖を抑制することが報告されました。4)

  • 1) Sebaa et al., Molecular Medicine Report, 2019
  • 2) Katsuyama et al., Journal of Dermatological Science, 2005
  • 3) Alruhaimi et al., Tissue and Cell, 2024
  • 4) Duncan et al., Biochemical and Biophysical Research Communications, 2006

IFRA規制

ファルネソール:
GLCで最低96%のファルネソール異性体を含む場合に使用すべきと示しています。皮膚刺激や皮膚感作を生じる可能性があるため、最終製品中の配合制限があります。

ファルネソール
  • International Fragrance Association, Farnesol, 2020.