これからの時代の
自然なるバランスを、
科学の力で。
「これからの時代の自然なるバランスを、科学の力で。」
自然とは平等な存在。
やさしいばかりではなく、厳しいばかりでもない。
100%もなく、ありのままのバランス。
人間は自然の一部でありながら、「自然」の感覚を失っている。
自然の中での人間らしいバランス、
その感覚を呼び覚ましてくれるのは「自然の叡智」。
私たちは100%を是としない。
高度に利便性を増した人工的な都市で暮らす人たちへ。
「自然の叡智」を科学の力で解き明かし、
自然と人の在り方を変える。
精油について
精油は、様々な植物が、自然界との調和を生み出す中で生まれた、揮発性有機化合物などの複合物質で、葉・果実・花・幹などそれぞれの重要な部位にこの精油をため込み、重要な機能を担っています。これらの植物から得られた精油は人にホリスティックな働きをし、様々な生活の場面で役立てられてきました。精油とは、まさに植物の叡智の結晶のようなもので、以下の様にAEAJ(日本アロマ環境協会)によって定義されています。
精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材で、有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質。各植物に特有の香りと機能をもち、アロマテラピーの基本となるもの。
引用元 : AEAJによる精油の定義より
RESEARCH TOPICS / 研究トピックス
ホリスティックな視点に立ち、様々な研究・調査結果を紹介します。
COLUMN / コラム
モノづくりに関わる様々な方にスポットを当てて紹介します。
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2024.06.03
世界中の食材が、余すことなく活用される資源になるまで。
ー海を超えた食料が抱える問題と未知なる可能性ー Vol.1国内のカロリーベース食料自給率は38%(※)と低く、ほとんどの食料を輸入に頼っている日本。住商フーズは、住友商事グループの食品開発、輸入、販売を行う商社として国と国の「食」の架け橋の役割を担っています。海外から輸入される食料が海を超えて私たちに届くまでには、製造や加工の過程でフードロスが生まれているのも事実。そこで住商フーズが力を入れているのが食品残渣に新たな付加価値を見出すアップサイクルです。フードロスをはじめ輸入食料が抱える問題とは、そして私たちが何気なく飲んでいる1杯のコーヒーやひと匙の砂糖などの背景に、どのようなストーリーがあるのか。Vol.1では、フードロスの現状と開発の可能性について住商フーズ㈱新規素材準備室の藤村さんに話を聞きました。
(※)参考:令和4年度 農林水産省の統計より
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/012.html -
2024.05.13
伝統を超えた、新しい日本茶の価値を求めて。
ー普通を疑い、見出した未利用資源の可能性を広げるー 後編お茶の木に宿る「茶の実」。これまではほとんど廃棄されていましたが、少しずつ活用方法を探る茶業者も登場しています(※過去記事を参照)。狭山茶の茶農園「的場園」もその一つ。的場園の四代目である的場龍太郎さんは、この「茶の実」にいち早く注目し、耕作放棄茶園を「茶の実園」として残すなど、常識にとらわれない日本茶の新しい形を模索しています。今回は、伝統的な製法に革新的なアイデアを組み合わせ時代に合わせたお茶づくりを行っている的場園の取り組みや、そこから見える茶の実と日本茶の可能性を、前編と後編に分けてお伝えします。後編では、的場園の茶畑や茶の実園のこだわりと、お茶の未知の可能性や的場さんが思い描く茶農業の未来についてお伺いしました。